2006年9月21日 (木)

Disneyのチーフ、AppleのメディアハブiTVについて語る

これより前にMacRumorsも同じ話題を取り上げていたのですが、より詳しいAppleInsiderの記事を訳しました。元ネタはiPod Observerです。

By Slash Lane

試作品を試してみて、Walt DisneyのチーフエグゼクティブRobert Igerは、Appleから発売予定のストリーミングメディアハブ iTVは、"やみつきになる”デバイスで、人々がビデオコンテンツを楽しみ、共有する方法を一変させるだろう、と語った。

「Appleが先週発表した、彼らがiTVと呼んでいる新しいデバイスは、とても興味深い。」この木曜日、Igerは会議の場で、Goldman Sachsのアナリストにこう語っている。

「ところで私がどこを気に入ったかというと、このデバイスが、まさに人々をPVR(ハードディスクレコーダー)体験に導くきっかけになりそうなことだ。もしTiVo(註:アメリカで普及しているPVR)やPVRを設定するのを忘れてしまって、その見損なった回をどうしても観たいとき、iTunesに行ってその回を$1.99で買い、セットトップボックスに無線で転送して、テレビで観賞することができる。」

iTunesのビデオコンテンツは、これまでiPodかPCでしか観られなかったことをIgerは指摘した。「だから、これは私たちにとって、ちょっと興味深い。というのも、これはパイを広げる新たな機会でもあるし、この場合はPVR型の体験からも利益を上げることができる。」

彼自身のiTVプロトタイプの体験と、その使いやすさについて聞かれると、彼は次のように答えた。「それは小説本くらいの大きさの小さな箱で、ちなみに"戦争と平和"よりは薄い。他の周辺機器も同じだろうが、DVD機器のようにテレビに接続する。」

「そしてワイヤレスだ。家の中で、コンピュータの存在を自分で探し出す。非常に簡単に転送元のコンピュータを設定でき、iTunesでダウンロードしたものは、なんでも無線で転送できる。ビデオでも、TVでも、ミュージックビデオでも、映画でも、iTunesの音楽ライブラリ全てであっても、テレビに送れる。」

iTVはコンテンツをテレビにリアルタイムに中継することもでき、「あるいは小さなハードディスクドライブも備えているので、iTVに保存しておいたものを、コンピューターのiTunesを使ってテレビにダウンロードすることもできる。」

Igerによると、iTVは「比較的使い方は簡単だ。」iTVは「簡単なプラグアンドプレイのような」インターフェースを備えており、「非常に使いやすいリモコン」が付属する。

「これは非常に魅力的だ。リビングルームのセットに座って試してみたが、多くの面で、ゲーム切替器を使っているような気がした。コンテンツプロバイダとしては、非常にわくわくする体験だった。」

将来的には、特にコンピュータの大画面化が引き続き進むのに従って、テレビコンテンツを家庭のコンピュータで視聴する層が増えると、Disneyのチーフは予想している。またどこかの時点で、AppleはiTVを改良し、デジタルメディア販売にHD画質のコンテンツを追加することをほのめかした。

iTVは「DVD画質だ。現在のところHD画質ではない。」

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2006年9月13日 (水)

今日のShowtimeイベントの覚書

MacRumorsより。

Posted by longofest

今日の発表に浸っていくのに際して、いくつかの覚書を:

・"iTV"に言及したとき、Steveは"802.11"としか無線通信に関して言わなかった。現在、Appleは802.11gに対応した"Airport Extreme"を製品に持っている。今回限定しなかったのは、今後普及が始まる802.11n規格の採用をほのめかしている。

・iTunesのスタンドアロンインストーラには、グレイアウトした"iTunes Phone Driver"というカスタムオプションが含まれていることに、多くのユーザーが気がついている。このドライバーが噂されているiPhoneなのか、それとも既にiTunesに対応しているMotorolaの携帯電話なのかは、不明である。

・既存の多くの5Gオーナーの僥倖としては、iPod Software 1.2(iTunes 7に含まれている)が、高解像度になった新しいiTunes TV show、ミュージックビデオ、そして映画の再生機能を追加してくれることだ。5G iPodの技術仕様は従来h264の再生では最大解像度が320x240とされていた。

・iTunes 7はコンテンツを再ダウンロードしたいかどうか確認してくれる。また、ライブラリをバックアップするためのバックアップユーティリティを備える。ほかに付け加わったものとして、"skip count"という機能がある。これは曲を何回スキップしたか教えてくれる機能だ。

個人的にiTunes 7で一番気に入ったのはカバーブラウザですね。意味もなく、ぱらぱらめくってしまいます。

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2006年9月12日 (火)

Appleのイベント式次第?

MacRumors Page2より。

Posted by arn

注意:これは裏ページの記事である。

TUAWは、Appleのイベントの未確認の式次第を掲載している:

明日のイベントについて、信頼できる小鳥ちゃんから情報をもらえた。明日は下のような流れで進行する:

・メディアのメンバーを歓迎する。
・iTunesソフトウェアに関する考察、iTMSのiTunesへの組み込み、iTMSの売上と実際。
・iTunesバージョン7の発表。
・ミュージックストアの改良された検索機能の発表。
・ムービーストアの発表。すぐに購入できるのはディズニーとピクサー、他のいくつかのスタジオ。
・新しいiPod nanoの発表(素敵に磨かれた外装、バッテリ寿命が長くなるのみで、初代とほとんど変わらない仕様)。
・新しいiPodの発表(ワイドスクリーン、Bluetooth、バーチャルタッチホイール。Wi-Fiその他のプロトコルは実装せず。)
・One More ThingはTubePort。99ドルで、macにUSB経由で接続するドングルと、HDまたは一般のコンポーネントケーブルでテレビに接続するもう一つのドングルの2個セット。映画のファイルは、iDiscの様に、AppleのホストにMacからアクセスする方式になる。Jobsは次いで、ムービーストアの価格体系を説明する。映画は、iPod用の小さなフォーマット(一本9.99ドル)、またはより大きな、TubePortでTVにストリーミングするためのフォーマットの2種類で提供される。後者は一本14.99ドル。一本の映画のiPod形式と、ストリーミングバージョンの両方を買うならば、19.99ドルで購入できる。

同じ情報は、匿名でMacRumorsにも送られてきた。"ドングル"のセットアップについて説明を求めたところ、返答は以下の通りだった:

TubePortセットには2つのワイヤレスアダプターが含まれる。1つからはコンピューターに接続するUSBケーブルが出ており、もう1つからは取り外しが可能なHDケーブルが出ている。このHDケーブルは、同梱のアナログコンポーネントケーブルと付け替えることができる。

どちらのアダプターもワイヤレスでお互いに通信できる。どちらのアダプターにも状態を表示するLEDがついている。

なんだかかなりうそ臭いですが(TubePortに関しても、既にMac自体に無線機能があるのに、わざわざ外付けドングルをつける必要性がいまいち納得できません)、もし本当だとしても、これだけの詳細な情報が流出してしまうと、Jobsならへそを曲げて内容を変更してくるかもしれませんね。それとも間に合わないかな?

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概報:Appleの"blockbuster"イベント、録画ストリーミングがされる模様

AppleInsiderより。

By AppleInsider Staff

Apple Computerのボス、Steve Jobsは、近年で最大規模になると予想される、明日午前の"Showtime"イベントのために、お気に入りのブルージーンズと黒のタートルネックを準備している。

Jobsの明日の計画に詳しい人々は、デジタルメディアの覆いを取り払うためのこのイベントを、"blockbuster(訳注:大ヒット作という単語本来の意味と、アメリカの有名ビデオレンタルチェーンをかけていると思われる)"イベントと評した。

その偉大さから確実に喝采を浴びるであろうJobsの基調講演は、当日後ほど、ビデオ-オン-デマンド形式でAppleのウェブサイトから配布される可能性が高い、と彼らは述べている。

このイベントは、カリフォルニア州サンフランシスコのYerba Buena Center for the Arts Theaterで、アメリカ太平洋時間(日本時間翌午前2時)から行われる。イベントへの参加者は、招待された者に厳密に限られている。

先週メンバーに配布されたデジタル招待状には、単に"It's Showtime"としか記されていなかった。

JobsとAppleはこのイベントで、全編ものの映画サービスの開始、新しいiPodの発売、そして差し障りがなければ、Appleのデジタルメディア戦略とリビングルームのホームシアターをより緊密に結びつける、ストリーミングデバイスを発表すると期待されている。

基調講演のストリーミングがiTunes映画ストアの最初のフリーダウンロードになるかもしれませんね。

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2006年9月 9日 (土)

増えてきたiTMS-USで買えるJ-Pop

アメリカのiTMSで「ブラウズ」すると、J-PopやAnime、Enka、Kayokyokuというジャンルがあって、結構な数のアーティストがリストされていることは以前から知られていました(当サイトの過去記事はこちらこちらこちら)。とはいっても、BOAやら大塚愛やらリストには入っているものの、実際に買えるのはマイナーな人たちばかり、という状況でした。

ふと久しぶりに調べてみましたら、いつの間にか浜崎あゆみ他、メジャーどころもそれなりに買える様になっていました。とりあえず自分の目に留まったのは下のような人たち(懐メロばかりですみません)。

浜崎あゆみ Ayumi Hamasaki (Startin' / Born to Be以前の計276曲)
ウルフルズ Ulfuls (計19曲)
ザ・ブルーハーツ The Blue Hearts (計7曲、リンダリンダもTRAIN-TRAINもなし...)
リンドバーグ Lindberg (計54曲)

日本では検索で引っかからずに珍しそうなのが、

浜崎あゆみ&KEIKO / a song is bornAyumi Hamasaki & KEIKO
Dir En Grey Dir En Grey (計15曲)

一方、リストに引っかかるELTなどはまだアーティストページはできておらず、曲の購入はできないようです。ザ・ブルーハーツもリンドバーグも、iTMS-Jではかなりの旧譜のくせに一曲200円ですが、そこはアメリカ、どの曲も全て一律0.99ドルで購入できます。  

もっとどんどん増えるといいですね。

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2006年9月 8日 (金)

Amazonの"Unbox"ビデオサービス開始

MacRumorsより。

Posted by arn

Amazonが"Amazon Unbox"というビデオダウンロードサービスを開始した、とSeattlePIが報告している。

このサービスは30以上のスタジオのテレビ番組、映画、そしてその他の動画を提供する。テレビ番組は1.99ドル、映画は7.99〜14.99ドルで販売される。レンタルの方が好ましければ、映画1本を3.99ドルでレンタルすることができる。

映画は"DVD品質"バージョンとポータブルデバイスに対応したものの2種類のフォーマットで提供される。システム条件は以下の通り:

Windows XP Professional、Home Edition、Media CenterまたはTablet PC。900 Mhz以上のCPU、最低256 MBのメモリ、最低200 MBのハードディスク容量。

映画はAmazon Unbox Video Playerというアプリケーションを通じてアクセスし、再生する。

一例として、Matrixは9.88ドルで販売され、2.2GBのDVD品質のファイルは2500 kbpsのビットレート、5.1chオーディオが設定されている。一方のポータブルバージョンは520 MBある。

Appleは9月12日に映画サービスを発表するという予想が広がっているが、他社との交渉が難航していることから、立ち上げ時には1つのスタジオしかコンテンツを提供しないかもしれない、という噂がある。

Amazonのレンタルという形式は面白いですね。FAQをざっと読んだところでは、ダウンロードした後30日間ファイルが有効で、再生を開始した時点から24時間視聴が可能になるようです。まあ、自分は3.99ドルの価値は無いと思うので、使うことはないでしょうが。

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AmazonとApple、映画をクリック

MacRumors経由で、元ネタになったVariety.comの記事を翻訳してみました。

両社、デジタル決闘を準備

By Ben Fritz

デジタル映画ビジネスはまもなく、インターネットの二大メディア販売会社から刺激を受けようとしている。

Amazon.comが今週末、映画ダウンロードサービスを立ち上げることが、多くの関係者の確認が得られた。一方、AppleはiTunesの一部として、来週火曜日から映画の販売を開始する。

ほとんど同時にサービスを開始するが、両社の映画ストアは異なったものになる。関係者らによると、Amazon.comはおそらくほとんどすべての大手映画スタジオ(パラマウント、ソニー、ユニバーサル、ワーナー、MGM、ライオンズゲート)と提携している。

サービス開始時に、Appleと組むことが唯一確実なスタジオは、ディズニーだ。他のスタジオは、おそらく来年iTunesに参入する。

ディズニーで最大の個人株主で、取締役会に名を連ねているApple CEOのSteve Jobsは、ネズミの会社と容易に契約を交わすことができる。またディズニーは、Pixer社の買収交渉の際に培われたBob IgerとJobsの交友関係も助けて、昨年iTunesで最初にTV showの販売を開始したスタジオでもある。

関係者らによると、Amazonが大部分の大手スタジオのコンテンツを手にするのに対し、Appleが一社だけなのは、価格の問題らしい。DVD販売も行っているため、Amazonは「デジタル小売価格をDVDを下回る価格にはしない」というスタジオ側の要求を受け入れた。この結果、Amazonのデジタルダウンロード価格は、CinemaNow、Movielink、AOLなど、その他既存のオンライン販売会社での価格とほとんど同じ、9.99ドル〜19.99ドルの範囲になると予想されている。

当初Appleは、音楽ファイルを0.99ドル、TV showを1.99ドルの一律価格で販売しているように、映画も9.99ドルで販売することを主張した。しかしながら、スタジオ側からの要求で、旧作は9.99ドル、DVDショップに並んでいるような新作は14.99ドルと、2つの価格でサービスを立ち上げることになった。

Amazonは、今年初頭からデジタルダウンロードビジネスへの参入が予見されるようになり、Appleの計画が明らかになったのは、今年の6月だった。

映画のインターネット販売自体は3月から開始されているが、消費者の注目と売上は最低だった。

対して両ネット会社は、映画ダウンロードに追加サービスや商品を付け加えることで、他社と差別化し売上を促進しようとするだろう。

Appleは、コンピューターからリビングルームに映画をストリーミングし、ダウンロードした映画をテレビで視聴できるようなデバイスを発売することを計画している、とはAppleInsiderの火曜日に記事だ。加えて、Appleはより映画に適した大画面のiPodも発売するだろう。

iTunes映画ストアと関連商品は、来週火曜日にサンフランシスコで開かれるAppleのプレスカンファレンスで発表されそうだ。

Amazon.comの映画ダウンロードは、おそらく同社のホームビデオ販売に組み込まれるだろう。例えば、消費者がDVDを購入した後すぐにオンラインで視聴できるようにしたり、オンラインで映画を視ることで「購入前に試聴」できるようにし、そのあと彼らがDVDを購入することで収入を得るような形式が考えられる。

どちらの会社も、サービス開始時にはダウンロードした映画をDVDに焼ける機能はつけないと見られるが、いずれはこの機能も追加される可能性が高い。現在では、ネット業者としてはCinemaNowだけが、一部のタイトルに限ってDVDへの焼き付けを許可している。

この件に関しては、AmazonからもAppleからもコメントは拒否された。

二重価格という表現をみると、どうしても悪しき先例を作った日本の音楽業界が諸悪の根源のように思えてしまいますね・・・。

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2006年7月18日 (火)

WWDCでサプライズ:Apple、iTunes 映画レンタルを発表へ

ThinkSecretより。Appleの世界開発者会議(WWDC)まで3週間となりましたが、Think Secretが独自に入手した情報によると、Steve Jobsは基調講演の時間を使って、iTunes Music Storeで始める映画レンタルのお披露目をするそうです。このアナウンスは、疑いなくデジタルメディアダウンロード業界でのiTunesの独占的な立場をより拡大する宣言となりますが、それと同時に、消費者に映画をダウンロードして所有するオプションを提供したいというAppleの圧力を跳ね返すのに成功した、映画業界の勝利を喧伝することにもなるようです。

情報によると、Appleは既にWalt Disney、Universal Studios、Paramount Pictures、Warner Brothersの各社と合意に達しており、さらに他の大手映画会社とも交渉を続けているようです。8月7日の基調講演時にどれだけのコンテンツが公開されるか、また上記全てのスタジオとの提携が発表されるかどうかは不明だそうです。

事情に詳しい関係者によると、このサービスでは映画は販売されるのではなくレンタルなので、ファイルのダウンロード時に再生を制限するための日付コードが埋め込まれることになるそうです。このコードがどのように働くかはまだ不明だそうですが、業界の専門家によると、再生回数を制限するか、回数は無制限ながらも再生できる期間を制限するか、のいずれかの方法が考えられるそうです。これらの条件を満たされた後は、映画ファイルは「オフ」になり、以後再生不能になるようです。

レンタルモデルでの映画提供を開始する決定は、AppleとJobsにとっては大きな転換となるそうです。Appleはこれまで何カ月間も、現在iTMSで提供している音楽同様、各タイトルを購入できるアラカルトモデルが進むべき道だと映画スタジオを説得してきていましたが、映画スタジオ側は、頑なにサブスクリプションかレンタル形式以外のモデルを拒んできたそうです。

「唯一の可能な選択肢はレンタルモデルしかないことを、Steveは思い知るだろうと前から思っていたよ。彼がサインするのが時間の問題なのもね。」と事情に詳しい筋は語っているそうです。

「サブスクリプション型のビジネスは誰にとっても有意義だ。みんなが儲けられる。しかしもっと大事なことは、このビジネスは、音楽とは違った、誰も ーSteve Jobsでさえもー 見たことがない野獣だってことだ(内部関係者)。」

「真の」ビデオiPod抜きで、映画だけ先に提供することになったのでしょうか?アラカルトモデルを断念したことも併せて、この件に関してはJobsとしてはあまりいい気分では無さそうですね。基調講演の様子がちょっと興味あります。

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2006年7月 1日 (土)

フランスの「iTunes」法、議会通過

MacRumorsより。「自社が持つデジタル権利保護(DRM)フォーマットを他社に開示することを強制するフランスの著作権法が、議会を通過した」と、いくつかのメディアが報道しているそうです。

この法案が3月に最初に報じられた際には、AppleはiTunes事業をフランスから撤退させるだろう、という推測がされていました。

結局、フランス上院ではより緩和された法案が可決され、今日実際に法案成立が決定しました。この緩和された法案では、Appleの音楽事業のために抜け道が織りこまれているそうです。

「新しい規制当局は、要求があれば企業が独占的に所有するファイルフォーマットを、他の競争相手にライセンスすることを命じる権限を持つ。ただし、それら相互運用性の制限が "著作権所有者が明示的に定めた範囲を逸脱、あるいは外れている場合" に限る。(BusinessWeek)」

結果としてAppleは、コンテンツプロバイダーと契約の文言を練り直す必要が出てくると推測されています。またこのことは、コンテンツプロバイダー側の発言力を高めることにもなると予想されているようです。

たしかこの修正法案にもAppleは反対の声明を出していたと思いますが、具体的にフランスを撤退するという噂は出ていないようですので、とりあえずは落ち着くところに落ち着いた、ということではないでしょうか

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2006年6月23日 (金)

iTMSでAppleロスレス配信?

AppleInsiderより。AppleのソフトウェアiTunes Producerの新バージョンをみると、今後iTMSでAppleロスレス形式の曲ファイルが販売される可能性があるようです。

Appleは「約半分の容量で」CDクオリティーの音質のこのフォーマットを、2004年にQuickTime 6.5.1の一部として導入し、後にiTunes 4.5から対応させています。

今週関係者向けに配布されたiTunes ProducerでのAppleの説明によると、このソフトは「曲をAppleロスレスでもエンコードできるようになった。この場合、オーディオファイルのサイズはより大きくなり、アップロードにかかる時間は長くなる」そうです。

iTunes Producerは、iTMSで販売するコンテンツを準備するためにAppleからレコードレーベルに配布されているソフトだそうです。現在iTMSはAAC形式のみで曲を配布しています。

AAC自体も非圧縮のCDに迫る再生品質を持っていますが、それでもAppleロスレスにはかなわないそうです。

仮にiTMSで販売されたとして、Appleロスレス形式が果たす役割はまだよくわかっていないようです。またAACと異なり、Appleロスレスにはデジタル著作権管理(DRM)機能が付加されていないことも指摘されています(ただし、他のQuickTimeファイルと同様、DRMの付加は比較的簡単にできるのではないか、というのが大方の予想のようです)。

iTunes Producer 1.4では、他にもプレイリストのアップロードやアップロードプロセス表示の安定性も改善されているそうです。

「Made in iTunes」と何か関係があるのでしょうかね・・・?本当にAppleロスレス配信が開始されたら、他の音楽ダウンロードサービスに対する優位性につながると思いますが、一方で同じ曲に複数のフォーマットということで、シンプルさは犠牲になってしまいます。既にミュージックビデオでも重複があるので構わないのかな?

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2006年6月21日 (水)

iTunes Music StoreにMade in iTunesセクション?

MacRumorsより。いくつかの国のiTunes Music Storeのホームページに、「Made in iTunes」という新しいセクションができていたそうです(註:元記事には追記がなされていまして、これらはしばらくして全て消されてしまったそうです)。

どうやらこれらのセクションは国ごとに追加されていたらしく、21カ国のストアのうち、11カ国分のホームページ右下隅にこのセクションの記述があったそうです(註:Topビデオの下?)。セクションの中身はなにもなかったそうです。

セクションのタイトルは、イタリアでは「Fatto da iTunes」、スペインでは「Hecho en iTunes」、その他のストアでは英語で「Made in iTunes」と記載されていたそうです。

元記事が作成された時点では、ベルギー、デンマーク、フィンランド、ギリシャ、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイスの各国にこのセクションがあり、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、アイルランド、日本、ルクセンブルク、イギリス、アメリカには無かったそうです。

注記したように、この記事には追記がありまして、これらのセクションは今では全て消されてしまっているそうです。iTunesはいろいろフライングがされてますから、このセクションもいずれは全ストアに追加されるのでしょう。「Made in iTunes」中身が気になりますね。iTunes限定レーベルか、はたまたなにか新しいコンテンツか?ただ、「Made for iTunes」では無いところがミソで、ゲームとかでは無さそうですね。

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iTMS-J、倉木麻衣新譜などGIZAミュージックビデオ追加

2ch音楽配信板より。iTMS-Jの今週の更新で、GIZA所属アーティストの作品として、Diamond Wave / 倉木麻衣  Diamond Wave (iTunes exclusive Version)もう君だけを離したりはしない/上木亜矢 もう君だけを離したりはしないが追加されています。

いつのまにか、AVEXからHere I am / Globe  Here I Am、ユニバーサルからはBetter Days / 童子-T featuring 加藤ミリヤ & 田中ロウマ Better Daysなども追加されていましたね。この調子でどんどん充実させて欲しいです。

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2006年6月 7日 (水)

ノルウェー、AppleにiTunesのエンドユーザーライセンス契約を変更するよう圧力

MacRumorsより。ノルウェーの消費者団体 The Consumer Council(消費者評議会)によると、同団体がAppleのiTMSノルウェーストアに関して1月25日に行った申し立ての多くの内容に関して、ノルウェーの消費者オンブズマン(ノルウェーの独立した管理組織で、市場のコントロールと消費者問題の監督を行う)が肯定的な裁定を行ったそうです。

裁定の概要
・消費者がイギリスの法に従う契約内容に同意しなければならないのは、不当である。

・iTunesが原因でおこる不具合に対する一切の責任を放棄していることは、不当である。

・既に消費者によりダウンロードされた曲の権利が、購入が完了しているにも関わらず変更される可能性があるのは、不当である。

この裁定は、The Consumer Councilの消費者がFairplayを回避することをAppleに認めさせるという目論見には同調していないようです。申し立ての原文には、消費者がAppleのFairplayを回避することがライセンス合意により禁止されていることが挙げられています。

The Consumer Councilは現在、次の段階に話しを進める前に、Appleの返答を待っているそうです。消費者オンブズマンの裁定に従うかどうかはAppleの任意ですが、消費者オンブズマンはマーケット委員会(本件を管轄するノルウェーの裁判所)に送達することもできるそうです。消費者オンブズマンとマーケット委員会は、不法な約款を差し止める権限を有しているそうです。

iTMSはここ何カ月か、Appleに音楽ストアを解放し、iTMSでダウンロードした音楽を競合他社のメディアプレーヤーで再生できるよう迫る法案を提出したフランスからの攻撃にさらされていました。しかしながら、この法案は後に専門委員会で骨抜きにされ、修正案では上記のような特別な要求はなされていません。

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2006年6月 6日 (火)

iTMS-J、邦楽ミュージックビデオ追加

2ch音楽配信板で見つけた情報ですが、宇多田ヒカル / This Is Love 宇多田ヒカル - This Is Love - Single - This Is Loveが先行配信されるまでここのところずっとiTMS-Jのシングルランキングで1位になっていた、 mihimaru GT / 気分上々↑↑ mihimaru GT - 気分上々↑↑ - EP - 気分上々↑↑ミュージックビデオ 気分上々↑↑がアップされています。

この人たちが動いているところは初めて見ました。検索でも引っかからないのによく見つけましたね。

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2006年6月 1日 (木)

iTMS、コンテンツ倍増計画?

LoopRumorsより。Appleは、来年のこの時期までに、iTMSで販売するコンテンツの数を倍増する計画をしているそうです。情報によると、すでに販売されている音楽、ビデオの他に、映画、ゲーム、さらには写真なども販売する可能性があるそうです。

ここで挙げられているコンテンツはどれも既にiPodで使えるものですから、実際に販売されてもおかしくないと思いますが、果たして写真にはどれくらい需要があるのでしょうね(地下鉄路線図や時刻表などは、それなりにありそうな気もしますが)。iPod携帯の待ち受け画面対策?

それとゲームに関しては、クリックホイールで十字キーをエミュレートするのは結構大変そうですよね。こちらもタッチパネル待ちかもしれませんね。

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2006年5月31日 (水)

iTunesでゲームをダウンロード?

LoopRumors!より。AppleがiTMSでゲームを配信する準備を完了したという情報が集まってきているそうです。これまでにAppleがビデオゲーム開発チームの求人を出しているという情報がり、元ルーカスアーツのテクニカルエディターMike Lampellが極秘プロジェクトを統括しているそうです。

だいぶ落ち着いてきたので、リハビリで軽いところからお送りします。最近の手の広げ方を考えると、ゲーム配信も十分あるとは思えますが、プラットフォームはどうなるんでしょう?やっぱりMacRumorsの噂通り、iPod用なのでしょうかね。次の大画面ビデオiPodで本格的なゲームができたりすると、またまたPSPとの関係が面白くなってきそうです。iTunesにiPod(ARM7)エミュレータが乗って、Mac/Win上でも同じゲームがプレイできたり、シンクロなんてのも楽しそうかな。

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2006年5月27日 (土)

iTMS-US、Short Filmsにスター・ウォーズ クローン大戦

ストアで先に発見して、iLoungeで詳細を知りましたが、iTMS-USのShort Films iconのコーナーで、スターウォーズの公式アニメシリーズ、 Star Wars: Clone Wars Star Wars: Clone Wars が配信されています。全20エピソードが各1.99ドル、1シーズン10.99ドルです。25日(木)にルーカスフィルムからアナウンスがあったようですが、今回はVol. 1のみで、Vol. 2は来月追加されるそうです。

エピソード3をご覧になった方は、グリーバス将軍がいきなり出てきてちょっと変だったのを覚えてらっしゃるかと思いますが、実はカートゥンネットワークというアニメ専門チャンネルで放送されたこのシリーズで先に登場していたんですね。おなじみのTV台本サイトではこのシリーズの台本を見つけられなかったのがちょっと残念ですが、映像分野でもメジャー作品がどんどん増えていきますね。一方、日本ではまたユニバーサルのミュージックビデオが消えたみたいです・・・。どうしようもないですね。

(追記:どうも作品のページはまだ残っているようですね。カスタマーレビューで柴咲コウの作品の画像と音のズレが指摘されてますから、いっぺん引っ込めて再点検でもしているのかもしれません。)

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2006年5月26日 (金)

iTunes Album Art Finder使用不可に

ずっと以前にご紹介して、結構な反響をいただいたiTMSのアルバムアートを取得できるサイト、iTunes Album Art Finderで、最近最高画質のファイルの取得ができなくなってしまった模様です。サイトにも"Looks like the game is up. Apple seems to have blocked access."との記載があり、どうもAppleが仕様を変更してしまったようですね。当サイトでもサイドバーに表示しているiTMSのRSS feedに関連して、100x100以下の画像はまだ取得できるようですが、リップした曲に貼り付けるにはちょっと小さい。残念です。情報をお寄せくださったてつさん、ありがとうございました!

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2006年5月23日 (火)

Navio、Fairplayの代替として勢いを蓄積中

MacRumorsより。CNN マネー/ビジネス 2.0によると、カリフォルニア州クパティーノにあるDRM技術専門ベンチャーのNavioが、AppleのDRMであるFairplayのリバースエンジニアリングに関する努力で、評判を集めつつあるそうです。

「既にFox、Sony BMG、Walt Disney Internet、Cigular、Verizon WirelessなどのNavioの早くからの顧客が、Navioのソフトを使ってデジタルコンテンツを販売する実験を始めている。例えばディズニーは、ウェブサイトでピクサー・ディズニーのヒットアニメ"Cars"のコンテンツを販売するためにNavioのソフトを使う予定である。(CNN)」

このレポートでは、DisneyがNavioを採用することにJobsがいかに反応したか、またこの決定に彼がどのように関わったかについては触れていないそうです。

Navioは、iPodに対応した著作権保護付きのビデオファイルを販売するためのソフトを6月末に発売することを予定しており、多くの映画や音楽製作会社がこのソフトの登場を待ちわびているとのことです。

「Appleが急速に音楽販売事業での主導権を握るのを見ていたハリウッドは、特にiTunesの代替手段を熱望している。実際、彼らは自分たちでストアを運営したいのだ。(CNN)」

Navioの努力は、昨年11月に最初に伝えられています。RealNetworksも同様にFairplayのリバースエンジニアリングを試みて多様な成功をおさめていますが、映画や音楽の製作会社の興味をここまで集めたのはNavioが初めてとのことです。

違法なことをしない限り、iPodで再生できるDRMを自社開発することは別に構わないと思いますが、本当にJobsがどう思っているのか興味深いですね。

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2006年5月17日 (水)

iTMS-Jに安室奈美恵大量追加、ミュージックビデオにもAVEX

MacBook発売の熱狂に影が薄くなってしまっていますが、iTMS-Jの今週の更新で、安室奈美恵iconの曲が大量に追加されています。

AVEX移籍後のBody Feels EXITiconから、最新のCAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICKiconまでの、シングル、アルバム合計して39枚。価格も良心的で、昨年発売のアルバムQueen of Hip-PopiconとシングルWANT ME, WANT MEicon(ともちろんCAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICKiconも)を除いて全て1曲150円です。

また、ミュージックビデオには浜崎あゆみiconBorn to Be...iconおよびStartin'iconの2曲、TRIPOD BABY / m-flo loves LISA iconが追加されています。

気がつけば、ユニバーサルのビデオも結構増えてました。こんなのicon(←演歌第1号ですね)とか、こんなのicon(←うなぎパイのCM曲だそうです。必見?)とか、果たして対象年齢のユーザーがどれだけいるのかよくわからない曲が混在しているのが、なんともiTMS らしくていいと思います。

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2006年5月16日 (火)

Appleの音楽事業の売上、2010年までに1.6兆円に達する?

MacRumorsより。Macsimumの記事が元ネタのようです。独立系の市場調査/コンサルティング会社であるGeneratorの分析によると、Appleの音楽事業は2010年までに150億ドル(約1.6兆円)に達するかもしれないそうです。仮にこれが達成できたとすると、iTMSiPodからなる音楽事業だけで、Appleの売上は倍増することになります。

「Appleの音楽事業が会社の成長の主な原動力になっていることは広く理解されるようになったが、一部で喜ばれていないのが、音楽事業の成長の余地がどれほどあるのか、という点だ。このことは音楽業界に身を置く人々にとっては、大きな心配の種だ。」と、Generatorの調査副主任Andrew Sheehyは語った(Macsimum)。

他社の努力にも関わらず、Appleはデジタルミュージックプレイヤーの販売と、オンラインミュージックストアの両面で支配的な立場を維持し続けています。最近では、MicrosoftとMTVの共同出資によるオンラインミュージックストアのUrgeが、今週水曜日からパブリックベータテストを始めると発表しています。UrgeはWindows Media Player 11に組み込まれることになっています。

iTMSの開始時には、「音楽販売は単にiPodの販促策でしかなく、単独での利益は期待していない」といった論調が聞かれましたが、iPodの普及で構図が少し変わってきたようですね。それにしても1.6兆円というのはすごい数字です。先のCreativeの提訴もそうですが、(それが傍目にどう映るのかは別にして)他の会社がなんとかパイを奪いたいと考えるのもよくわかります。

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2006年5月10日 (水)

ぶざまなチケットプロモーションにiTunesユーザー怒り狂う

RHCP 120x90AppleInsiderより。チケットマスターのツアーチケット優先購入用のコードをもらうために、Red Hot Chili Peppers Red Hot Chili Peppersのニューアルバム Stadium Arcadium Red Hot Chili Peppers - Stadium Arcadium を事前予約した何人ものiTunesのユーザーが、チケット販売が開始された火曜になってもまだコードを受け取っておらず、Appleに猛抗議をしているそうです。

何百人もの怒ったiTunesユーザーがAppleのディスカッションフォーラムに結集し、Appleに説明を求めているそうです。

ことの発端は、Appleが4月のプレスリリースで「Red Hot Chili PeppersのニューアルバムをiTunesで事前予約したファンは、5月13日からの一般販売に先立って9日からTicketmaster.comで始るコンサートチケットの先行販売用のコードを記したE-mailも受け取ります。」と発表したことだそうです。

ところが肝心の先行販売が始った火曜の午後になってもコードを受け取っていない購入者が何人もいるそうで、そのうちの何人かは、真っ白なメールや、プロモーションの記述はあるものの肝心のコードの記載の無いメールを受け取ったと述べており、他の大多数はAppleからなんの連絡も受けていないと言っているそうです。

ある購入者はトロント公演のチケットを購入する予定でしたが、1階席が売り切れたことを知った火曜になってもコードを受け取れなかったそうです。

「いまだにコードが届かない。これが真っ先にアルバムを事前予約した、ただ一つの理由なのに。Appleの他の誰かがかわりにシャウトしてくれるのか?」と、プロモーションに参加するため$20を奮発した別の購入者は語っているそうです。

Appleのカスタマーサービスに電話をした何人かの購入者が「Appleは問題を認識している」、「コード入りのメールができるだけ早く届くよう努力している」といった回答を引き出した以外は、Appleからの公式なコメントはまだないそうです。

問題のアルバムは、LinkshareからのiTMSアフィリエイト通信(アメリカ版ですが)でも、かなりプッシュされていたんですよね(バナーもその一つです)。どう収拾つけるんでしょうか。

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2006年5月 9日 (火)

Apple、商標訴訟でBeatlesに勝訴


Think Secretより。商標侵害のかどで2003年にthe Beatlesのレーベルから訴えられていた裁判で、Apple Computerが勝訴しました。

このレーベル会社Apple Corpsは、この訴訟でApple ComputerのiTunes Music Storeは、Appleは今後音楽産業に参入しない、という条項のある1991年に両社が合意した和解策に違反している」と主張していました。対するApple Computer側は、「iTunes Music Storeは単なるデータ転送サービスであり、そこで販売されているアーティストや曲がApple Computerに所属していないことは自明だ」と反論していました。

裁判を担当したMann判事は、Apple Computerがダウンロードサービスにおいてロゴを適切に使用していると判断し、Apple Corps側の主張を退けました。

「リンゴのロゴマークはダウンロードサービスのみに関連して適切かつ公正に使用されており、作曲などの創造的な作業を連想させるような逸脱は無いと考える。」と彼は表現しています。

Mann判事は判決要旨で、Appleのロゴとライセンスの使用限度に関する私見を説明しています。それによると、Apple Computerは、同社が販売した証として自身のロゴをオンラインの音楽コンテンツそのものに使用する権利は「有していない」ものの、「そのサービスに関して適切に使用している限りは問題なく」、したがってApple ComputerはApple Corpsとの合意に違反しているとは言えない、という判断のようです。彼はまた「和解合意はApple Computerに音楽を販売し課金する権利を与えていない」というApple Corpsの主張も退けています。「ロゴとダウンロードサービスとの関連は適切である。販売されている音楽ファイル自体には商標を示すロゴは使用されておらず、これが違反はないという判断の最も大きな理由だ。」

仮に自分が合意の条文を誤解していたとしても、Apple Computerの音楽サービスにおけるロゴの使用法は許せる範囲内で、「適切」という表現を逸脱してはいない、とも判事は述べています。結論として、「商標侵害は認められないことが示された。したがって、この訴えは退けられた。」ということです。

Apple Computer側は、約500万ポンドと見られる訴訟費用の賠償も勝ち取りました。Apple Corpsは控訴する姿勢です。

Apple ComputerのCEO、Steve Jobsは「我々はこの不和を忘れてしまうことにやぶさかでない。我々はこれまでずっとBeatlesを愛してきたし、協力してiTunes Music Storeで彼らの曲を販売できることを望んでいる。」

Apple Corpsは、これまでいずれのオンラインサービスでもBeatlesの曲を提供していません。ただし、時期やiTunesを利用するかは明言しないながらも、将来的には行う計画があることを表明しています。

「Computer」側としては良かったですね。ただ、うまく両社が納得できる裁定が下って、すんなりBeatlesのカタログがiTMSに上がっていたほうが、ユーザー側と