Apple、サブノート市場へ再参入へ

昨日の記事ですがAppleInsiderより。
Friday, February 16, 2007
By Kasper Jade
Published: 12:00 AM EST
Appleからの登場が予想される小さなサブノートは、伝説的なPowerBook 2400同様、コンパクトコンピューティングの分野でAppleの指導的な立場を再び確立することになりそうだ。
Appleがサブノート分野の道楽から手を引いてから、おおよそ10年になる。Appleは90年代初頭の数年間に少数のモデルしか発売しなかったが、そのPowerBookシリーズは、今日のウルトラポータブルコンピューティングの基準を作り上げるのに一役買っている。
1991年10月にPowerBook 100を投入し、Appleは現在の全てのノートブックシステムのデファクトスタンダードを確立した。例えば、キーボードを後ろ側に配置し、手を置くためのパームレストとトラックボール(これは後にトラックパッドにその道を譲る)を備えていた。
翌年、PowerBook Duoが誕生する。当時としては非常に薄く、軽量で、一般に販売された一番最初のサブノートだったと言って間違いないだろう。本体には最小限度の機能しか搭載せず、ドッキングステーションでより多くのビデオメモリやストレージ容量、周辺機器への接続をまかなった。
90年代後半になると、Duoはその役割を終え、Appleは全体としてサブノート市場への視線を置き忘れてしまったようだった。同社は新しいコンパクトデザインを発表し、あっというまに販売中止にした。Macintoshの中でも最も愛されたモデルの1つであるPowerBook 2400である。このモデルはあまりにも高価に設定され、ほとんど宣伝もされず、デビューからわずか10ヶ月となる1998年の3月に眠りにつくこととなった。
日本市場でもう少しの間リビジョンモデルが発売されていたものの、これを除いてPowerBook 2400の後継モデルは一切日の目を見ることはなかった。これはSteve JobsがAppleの実権を再び握ったのと、ほぼ同時期の事だった。彼が自身の復帰前のウルトラポータブル市場での革新を快く思わなかったと考えるのは公平とは言えないだろう。当時のAppleは悲惨な状態だった。言ってみれば、料理しなければならないもっと大きな魚があったため、彼はサブノートの問題を「是正」する緊急性をほとんど感じなかったのだろう。だから、彼はサブノートを棚にしまい込んでしまったのだ。
だから、PowerBook 2400が最初に産声を上げた日からほとんど10年も経ってから、Jobsが小さなMacBook -- 今日の2400のあるべき姿を完璧に体現し、さらにさらにそれ以上を約束する-- でAppleのサブノート分野での足跡を蘇らせようとしているのは、不気味な気もする。(皮肉なことに、Appleが初代のPowerBook 100よりもコンパクトなノートを発売するまでにも、10年近くかかった。PowerBook 100の容積が168立方インチなのに対して、2001年に発売されたチタンPowerBook G4は127立方インチである。)
このプロジェクトに詳しい人々によると、この小さなMacBookは、今年中頃のWWDCの開催にあわせた発売日を目標に開発が行われているという。ここ数年Appleが販売したポータブルMacの中でも最も軽量、かつコンパクトになり、ディスプレイも同様に小さなものになるという。
また、このモデルが現行MacBookと明白に異なる点は、光学ディスクドライブを搭載していないことだと、何人かの情報筋は語っている。もともとはAppleも搭載することを計画していたが、やっかいな人間工学的な理由で、エンジニア達も最近譲歩することになったという。この点もこの新しいノートが故PowerBook 2400と類似しているところだ。
同時にこの新しいMacBookモデルは、例えばオンボードNANDフラッシュメモリなど、現行のAppleノートでは採用されていないいくつかの機能を搭載することも予想されている。伝えられている計画によれば、このモデルは同社としては初めてソリッドステートメモリを利用し、電力消費の改善や、ほぼ瞬時の起動時間を実現するという。ただしこの機能に関しては、最新の情報でもまだ確定していない。
大きさ1パイント(=約0.5リットル)のMacBookは、Appleにとってノートの品揃えのニッチを埋めるだけではない。実際には、経営陣はこのニューモデルが、コンパクトな最先端エレクトロニクスのフェチに近い消費者を抱える、日本市場
の琴線に触れることを願っている。またこのシステムには、この地域のホームコンピューティング市場の沈下を打ち消す役割も期待されている。
Appleの日本市場での成績は、市場全体傾向の平均には達しているとはいえ、最近では明らかに傷である。12月に終わった2007年会計年度の第1四半期では、前年同期比14%もMacの売上げが低下した。日本での売上げ全体はさらに悪く、20%も低下している。
「日本市場は、世界の中でも一番弱い市場の1つだ。」Appleのナンバー2であるTim Cookは、同社のカンファレンスコールでアナリスト達にこう説明している。「しかしながら、我々はそこでの成績に満足していないし、もっと良くやるための計画が、いくつも進行中だ。」
仕事の手始めとして、Appleはテレビ広告「Get a mac」のローカルバージョンをぶつけており、日本の消費者と地元メディアの双方から暖かく迎えられている。このCMがMacの認知度を回復するのに寄与しているのに加えて、真の意味で今一度日本にボールを投げ込むのは、このMacBook miniになるだろう。
(追記:本文中「エンジニア達も最近情報することになった」という誤字を訂正いたしました。
またまたご無沙汰してしまいました。楽しみにしてくださっていた方がいらっしゃいましたら、申し訳ありませんでした(Jobs基調講演の記事の残りもなるべく早く仕上げます・・・)。2400はインターネットの立ち上がりとも時期がリンクしていて、ウェブサイトの巡回を始めた頃をいろいろと思い出します。
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» PowerMac2400 [デジイチ最新情報!]
My Sleepless Nights in the Big Apple
Apple、サブノート市場へ再参入へ
最初に買ったラップトップが、日本IBM(現レノボ)が製造したPowerBook2400だった。
液晶ディスプレイの発色が気に入らなかったことと(青かった)、ひげクリックが固かったのですぐに手放したんだけど、それを買ってくれた後輩がまたマニアな奴で(笑)、HDDとフラッシュメモリー入れ替えて起動したりしているのを見て感心したものだ。
PowerBook2400は自... [続きを読む]
受信: 2007年2月18日 (日) 16時13分





コメント
いつも楽しませていただいています。
待遠しいですね。サブノート。
ところで、1つ誤植がありました。
>エンジニア達も最近情報することになったという。
譲歩、だと思います。
今後も期待しています。
投稿 た | 2007年2月18日 (日) 23時49分
いつも楽しませていただいています。
待遠しいですね。サブノート。
ところで、1つ誤植がありました。
>エンジニア達も最近情報することになったという。
譲歩、だと思います。
今後も期待しています。
投稿 た | 2007年2月18日 (日) 23時50分
うひゃあ、ご指摘ありがとうございます!早速修正しておきました。
まだまだリハビリが必要なようです・・・。
投稿 あき | 2007年2月19日 (月) 01時52分