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2007年1月14日 (日)

CiscoはiPhone商標の権利を昨年失った、と専門家

MacRumors経由で、ZD Net Blogより。

Ed Burnette
January 12th, 2007
Posted by Ed Burnette @ 12:35 pm

CiscoとAppleの間で"iPhone"の名称をめぐって争われている商標問題を調べていくと、Ciscoが訴状で述べていたようにはiPhoneの商標権を所有していない可能性がわかってきた。これは、アメリカ特許商標局で公開されている情報と、公開されているCiscoの過去何年間かの製品レビューを振り返ってみてわかったことである。件の商標は、Ciscoが使用していなかったために、明らかに2005年末から2006年初頭にかけて放棄されている。

CMPRのパートナーで、商標法の専門家であるJay Behmkeによると、

「CiscoのiPhone商標は1999年11月16日に登録されている(登録番号2293011)。この登録商標を有効に保つためには、期間中、商標を継続的に使用してきたことを表明する使用宣言書を、6年後の登録日以前に提出しなければならない。この宣言書は偽証罪の適用範囲だ。この件では、6年後の登録日は2005年11月16日だっただろう。

もしも商標を使用していたならば簡単なことに思えるが、Ciscoはこの宣言書を2005年11月16日までに提出しなかった。しかしながら、アメリカ特許商標局は追加手数料を払うと、さらに6ヶ月の猶予期間を与えてくれる。この猶予期間は2006年5月16日までだった。Ciscoは使用宣言書を2006年5月4日に提出し、商標登録を有効に保った。彼らが提出していなかったなら、商標は抹消されていただろう。

使用宣言書の提出には、あわせて使用している商標が表示されたラベル、あるいはその他のパッケージの写しを提出することも求められる。CiscoはLinksys iPhoneの箱の写真を提出した。」

Ciscoが提出した写真の切り抜きを、上に掲載した。写真の全体は、アメリカ特許商標局のウェブサイトで見ることができる。この写真には、Linksys CIT200コードレスインターネットテレフォニーキットの箱の裏側が写っており、ビニールラップの外側に"iPhone™"の単語が書かれたステッカーが貼られている。箱の表側は写っておらず、iPhoneの文字が箱のその他の部分にあしらわれていることを示すものは何もない。

CIT200の製品レビューを検索しても、iPhoneという単語への言及は1つもない。最初に現れるのは、2006年12月にCiscoがiPhoneの名を冠した新製品シリーズを発表したときである。CIT200がiPhoneの名でブランド変更されたのは、このときが初めてだった。

TMC LabsのCTO、Tom Keetingは以下のように記している:

「実際、これは真実のようだ。というのも、Linksys CIT200とLinksys CIT310(どちらも私がレビューした)は、今ではiPhoneと呼ばれているが、名前が変わったのは12月18日と、つい最近のことだ。具体的には、Linksys/Ciscoの製品はそれぞれ、コードレスインターネットテレフォニーキット、または短く"iPhone"と呼ばれている。CIT200のこのマニュアルのように、PDFマニュアルではまだ旧名を使用しており、ウェブサイトにはそこら中に"iPhone®" と書かれているのに、マニュアルにはiPhoneという言葉はただの1つも見つけることができない。たぶんこれは彼らのミスだろう。PDFを再印刷/変換するためにタイム!」

このことは、Ciscoは1999年から2006年12月までの間、"iPhone"の名を持つ製品を積極的に販売していなかったことを示す。だがAppleから接触があり、交渉が進行していたことから、彼らはAppleがこの名称に興味を示していることを知っていた。Jay Behmkeはこう記す:

「CiscoがiPhoneの名を使用した製品を発売しなかったら、彼らの商標登録は抹消され、Appleとの取引材料がなくなってしまう。それで商標を確保しておくため、彼らは使用宣言書を提出し、この商標に基づく製品を売り出さなければならなくなったのだろう。

継続的な使用の事実がなかったこと、Ciscoが提出したサンプルは7ヶ月も後になるまで発売されなかった製品であることから、この使用宣言書には欠陥がある可能性もある。使用宣言書の提出が、抹消期限のたった数日前であったことから、彼らは製品を市場に出すために大慌てで、製品の準備が整う前に使用宣言書を出さざるを得なかったような印象を受ける。」

Appleが、使用宣言書に事実に関する虚偽記載が存在すること、すなわち、実際には継続的な使用がなされていなかったことを連邦地裁に示せれば、Ciscoの商標登録は抹消される可能性がある。そうすれば、iPhone商標を待っている次の会社、Ocean Telecom Services LLC(Appleのダミー会社だと広く考えられている)にお鉢がまわるのを妨げるものは無くなる。Ciscoが提示した合意文書にAppleがサインしないことを決めた理由も、これで説明できる。Behmke:

「商標登録がなくても、CiscoとAppleの間には解決しなければならない商標問題は残る。だがCiscoは正当な商標権を持っていることを示すために、苦労することだろう。」

Ciscoはこの商標を、2000年にInfogear社を買収した際に手に入れた。皮肉なことに、Infogear社も他の会社が放棄したのをうけてこの商標を取得している、"Cidco"という名の。

うーん、Appleの無謀とも思えた強気の姿勢の裏に、こんな事情が隠れていたとは。さまざまな思惑が交錯して、iPhone誕生秘話だけで1冊の本になりますね。誰かもう動いてるか。

(追記:"front company"の訳を「看板会社」としていましたが、「ダミー会社」に修正いたしました。)

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先日華々しく発表された「iPhone」だが、この商標が、CISCO社が既に権利を [続きを読む]

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 結局iPhoneのバッテリー交換はできなさそうですね。  それと、Ciscoは [続きを読む]

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カシオじゃなくてCisco。それはさておき、『My Sleepless Nights in the Big Apple』のエントリー【CiscoはiPhone商標の権利を昨年失った、と専門家】などを読むと、どうもこの商標侵害問題は、そう単純な話ではないようですね。日本の場合は取りあえず登録しちゃえば、使わなくとも長期にわたって保持できるのですが、アメリカでは失効しちゃうんですね。最近は記事の鮮度が今ひとつのCNETですが、その点以外に関して、ちょっと面白い分析をしています。それぞれの思惑があって、綱... [続きを読む]

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» iPhone 記事まとめ [FUZAKEL ELEPHANT]
*最初に断っておきますが、この記事は世界一周と全然関係ありません。 個人的なまとめ、メモ書きの延長です。 (pic via Flickr) iPhone発表から約1週間。そろそろiPhoenについての記事が出尽くしたので、 ココらへんでまとめてみます。 ... [続きを読む]

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1 日本の留学
1.1 古代
1.2 中世から近世
1.3 近代
1.4 第二次世界大戦後
1.5 現代
2 留学の種類
2.1 海外留学
2.2 交換留学
2.3 私費留学
2.4 官費留学
3 関連項目
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投稿 留学 | 2007年7月30日 (月) 17時34分

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投稿 賃貸 | 2007年7月30日 (月) 17時37分

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